どもりを持った人のいまの時期(入学・進級・就職の時期)

 今年は私が住む東京圏湾岸地域でも何年ぶりかの桜の花がしっかりとある入学・就職シーズンです。(9日の雨でだいぶ散りそうかと心配しましたが、結構、もっているようですね)

 さて、ものごごろついた頃からのどもり持ちの私は、いまの時期は良い思い出がありません。とてもつらい時期です。

 いちばんの悪い思い出は大卒後就職できず(せずに)に迎えたいまの時期です。
*「せずに」と書き加えたのは、ことばをほとんど使わない(ことばが主で仕事をしない)職種に就けば就職できたのでしょうから・・・

 言うまでもなく事務系・営業系、そして医療系・技術系の仕事においても、
その濃淡はかなりありますが、話すことでコミュニケーションをとることが仕事の大前提です。
*学校で言えば、新入学やクラス替え後の新学年は自己紹介がありますし、新しい先生にはまだ、名前を覚えてもらってもいませんし、先生は私がどもりであることも知りませんので、授業中のそれなりの配慮もありません。
結果的に自分のどもりをもろに同級生の前でさらすことになります。

いまはどもり持ちにとっては特につらい時期です。
つらさが限度を超えないように自分を守ってください。

精神科医や心療内科医、カウンセラーの利用、どもりのセルフヘルプグループの門をたたく(自分のつらさを打ち明けられる人を持つこと)
こころのつらさが極限に達する前にその仕事を辞めるのも、自分を守るために必要なことです。