こどもたちが吃音の悩みを日常的に打ち明けられる環境を作ることの大切さ(再掲載一部改編:初掲載は2012年5月28日)

 家族との何気ない日常会話に支障が出たり、授業中の発言にどもってしまい学業に悪影響が出る(出ていると自分で感じている)ような小・中高校生が、「どもりで深く悩んでいることをためらいなく話せる環境を作る」ことはとても大切なことです。
*逆に言えば、いまはそういう環境がないか、極めて少ないなかで生活している子供が圧倒的に多いと思います。
*家庭や家族がどもりを持った子供にとって、いちばんくつろげる場所や、なんでも言える人であれば良いのですが、実際にはそうでない場合が多く、かえって「どもりくらいで甘えている」と怒られてしまう場合がむしろ多いようです。

 子供たちが安心して自分の悩みを打ち明けられる・話し合える環境を作るには・・・、
 集まる場所は毎日でも通えるような常設のスペースが良いのですが、それが無理でも週に1日くらい、放課後の時間(午後3時~5時くらい)や休日に子供が気軽に集まれる距離にある公的施設(地域の図書館、保健所でも公民館でも)のなかに、どもりで悩んでいる小・中高校生が気軽に交流できるスペース(部屋)を作ると良いと思います。

 そこには、コーディネーターとして吃音に通じた言語聴覚士や精神科医、臨床心理士、また、心理学の基礎やカウンセリングの基礎的トレーニングを受けたどもりを持つ大人が代わる代わる同席して、じゃまをしない程度に参加します。
 こんな方法が実現可能で、いろいろな意味で効果が大きいと思います。

*神戸に「神戸レインボーハウス」という阪神淡路大震災の遺児のための施設があります。あしなが育英会が作った施設で、遺児が集まって話し合ったり、ひとりで思いっきり泣ける部屋や怒りをぶつけるためにサンドバックがおかれた部屋などいろいろと工夫されています。いまでは遺児も大きくなり年に一度集まるそうです。
そして、2011年の東日本大震災では約2千人の遺児が生まれてしまいました。
東北にも同じような施設を作るべく活動しているという番組を見たことを思い出しました。(2016年現在、東北レインボーハウスとして3カ所が開設されています)

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