内化された吃音のやっかいさ(再掲載一部改編:初掲載は2009年6月12日)

 どもりの方たちが集まる場所(私もどもりです)、例えば、「民間のどもり矯正所」に通ったり、「どもりのセルフヘルプグループ」に参加してみると・・・、
参加している方たちは客観的にみて「軽い」症状の方が多いことに気がつきます。
*軽いどもりの人の絶対数が多いとか、ほんとうに重い人は引きこもり(がち)になって出てこられないなどのことが考えられます。

 なかには、アナウンサーになれるのではないかと思われるほど、実にぺらぺらとしゃべる方がいらっしゃる。
ここがどもりで悩んでいる方たちの集まりとは思えないことが多いのです。

 でも、そのような軽く見えるどもりの方が、実は深く悩んでいることが多いのも吃音の大きな特徴です。(悩んでいなかったら来ません)
 表面的には明るい方のように見えるのですが、感性の豊かな第三者が見ると、その人の「ダークな面」がはっきりとわかってしまうでしょう。

 彼らはなんで、そのようになったのでしょうか?
 子供の頃はどもりでかなり苦労してきた・・・、授業中に指名されても本が読めなかったり名前がいえなかったり、軽いどもりといってもそれくらいの重さのどもりならば、子供の心を傷つけるには十分な重さです。

 それでも、家族との日常会話ではそれほどでもないので、家族には理解してもらえずに、
「どもりで何かができない、どもりで悩んでいる」ということが、「たいしたことないのに甘えている」と思われてしまうことが多く、そのジレンマに悩みながら成長してきたことが心の底にしっかりと堆積し大きなトラウマとなって、思春期以降、大人になっても悩ませ、人生に大きな影を落としているのです。

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