吃音:いまの自分が少年の頃の自分にアドバイスできるとしたら(その2)

 前回は、もしも少年の頃の自分に会いに行くことができるとしたら、どのようなアドバイスをするかについて、
「まずは自分を大切にして自分のことを第一に守ること」
そして、
「なんでも話せるほんとうの友達を作る」
 ということを書きました。

 今回は・・・、
自分のどもりの重さや症状をよく知ること
自分のどもりを維持したり悪くさせるかもしれない家庭環境や学校環境を調べて対応すること
自分(たち)でどもりについて調べ考えて、いろいろと工夫をすること 
 などについて書きます。

自分のどもりの重さや症状をよく知ること 
 自分がどもっているところを見たり聞いたりしたことはありますか?
 ビデオカメラで撮影したりレコーダーで録音して見たり聞いたりすることです。
*いまではビデオカメラはメモリータイプでとても小さく高性能で安く買えますし、録音だけのレコーダーならばさらに安く買えます。

 しかし、自分のどもっているところを見るのが怖くてその勇気が出ない、というところが本当のところではないかと思います。
 勇気を出して、「家族との何気ない会話」、「買い物をするときの店員さんとの会話」、、「電話するときの話し方」、「録音だけならば学校の授業中」など、自分のどもっているところを見たり聞いたりして観察してください。

 どもっているときには、どんな姿勢をしているのか?、顔つきはどうか?、などじっくりと観察すると見えてくるものがあるかもしれません。

自分のどもりを維持したりより悪くさせるかもしれない家庭環境や学校環境を調べて対応すること 
 自分がいま生きている環境について、
 家庭では、家族が自分がどもりで苦労していることをわかってくれているか? 家族とどもりの話ができるか?
 学校では、どもることで同級生や先生などにからかわれたりいじめられたりしていないか? 担任の先生にどもりのことを相談できるか? ことばの教室に通っているならば、その先生とはなんでも話せてしっかりとサポートしてもらえているか?

 家族から「からかわれたり」「いじめられたり」しているのならば信頼できる大人に助けを求めましょう。
 親戚のおじさんやおばさん、学校の担任の先生が、なんでも話せる信じられる人ならば良いのですが、そうでない場合は「いのちの電話」に電話したり「市の児童相談所」に電話でも直接行っても良いでしょう。警察でも良いと思います。

 学校でいじめられていて、しかも、親には相談できない、担任の先生も相談に乗ってくれないかきちんと対応してくれないのならば、迷わずに警察に相談しましょう。

自分(たち)でどもりについて調べ考えて、いろいろと工夫をすること
 言友会(げんゆうかい)などのセルフヘルプグループでは子供の集まりも行なっています。同じ悩みを持つ同じくらいの年齢の友達を作ってください。
いままでは、誰にも話せなかったどもりのこと。気軽になんでも話せる友達を持つことだけでもこころが楽になります。
 高校生くらいになれば、仲間で集まっていろいろと活動することもできますね。

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