吃音:自分を必要以上に追い込まない生き方を(再掲載一部改編:2009年2月25日)

★家庭・学校・職場で、吃音(どもり)を理由とした、「いじめ」「からかい」や「マイナス評価」を我慢しない。  
 状況に応じて自分を守るためには、「柳に風」で上手に受け流すことも必要です。
*子供の場合は自分を守ったりうまくやり過ごすことができないので親御さんが全力で守りましょう。    

 これ(我慢しないこと)はかなり難しいことです。    
 どもりの苦しみを家族に訴えたが、かえって「甘い」と説教されてしまった場合に、相手を説得したり反論するときほど「どもる」ことが多いのです。
*こんな経験を何回かすると、意見を言う気力もなくなっていきます。  

 また、家庭内(家族)だからこそ、どもりそうな言葉を避けたり、極力しゃべらないこともあるでしょう。    

 せめて家庭では、「安心してどもれる」、「どもりながらでも大いにしゃべる」、「時間がかかっても最後まで言い切れる」ような環境を家族が配慮して作ることが必要です。
*どもり始めた小さな頃から「自由にどもらせてくれるような家庭環境」ならば、どもりの状況も変わっているかもしれません。歌を大きな声で一緒に歌ったりしても良いと思います。でも、実際にはそうでない家庭が多いのです。家族が神経質に反応し症状以上にメンタル的に重くなったり、症状そのものも重くなってしまう場合が多いようです。

★自分を守る    
 いまどきの学校や職場では陰湿ないじめが多いようです。先生や上司のいないところやインターネット上での陰湿ないじめです。 いろいろと工夫して自分を守りましょう。    
 傷つけるような言葉を発する同級生・先生・同僚がいる場合に、我慢して、不登校や出社拒否、さらには、うつ病になってしまうのなどはもってもほかです。我慢しないでください。法的な処置もとれます。
*でも、大人の場合は、結果的に良い方向に向かうような「大人の戦略」も必要です。  

 「何々さんはどもりが良くなった、良くならないあなたは練習不足だ!」などという意見には耳を貸さないことです。    
 それが、家族の言葉か、同級生や同僚の言葉か、どもりのセルフヘルプグループの仲間かに関わらず、それらの意見が無責任なものか、心から心配して言ってくれているかは判断がつきます。    
 善意から言ってくれていることでも、どもりに関する知識がなかったり、民間療法を聞きかっじって、結果として吃音者の心を傷つけるようなことを言ってくる場合もあります。その場合は聞き流しておきましょう。
*わかっていない人に時間をかけて説明すること必要ですが、しつこく言ってくる人に対してこちらから意見するとかえって面倒なことになることが多いので、(喧嘩好きの人は別にして)、「柳に風」で聞き流しておきましょう。    

 たとえ、心配して言ってくれていたとしても、決めつけるような言い方をする人の言動には気をつけましょう。(どもり以外にも一般的に言えますね。)

★子供の場合は、大人(親)がどのようにサポートするか。    
 「どもりの子供の気持ちをどのように察して結果的に良い方向にもっていくか」が大切です。    
 親が子供のどもりの悩みを感じられる感性を持つことと・・・、 決して甘やかす必要はありませんが、せめて家庭内ではおおらかにどもれたり、学校でどもることで困っていることなどをためらいなく話せるような家庭の雰囲気であれば、結果としてよい方向に向かって行くのではないかと思います。
*残念ながらそのような家庭はきわめて少ないと思います。

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