吃音(どもり):学校のことばの教室の現状は?

  このブログで私は、小中学校に通っているどもりを持った子供には、「ことばの教室」というサービス(通級指導教室)がある、と書いています。

 いっぽう、80年代末に、私が大卒後就職できずに通った民間のどもり矯正所で出会ったどもりの子供を持つお母さんから直接聞いた話では、子供をことばの教室にかよわせているが効果が全くない、とか、対応が悪い、という話を聞いていましたし、
大人の吃音者の集まりに参加してくださった、ことばの教室を担当しておられる先生ともお話ししましたが(10年近く前)、ことばの教室とそれに携わる先生が軽視されているとの現場の声でした。

 どちらも時間がたった話なので現状はどうなっているのかは気にはなっていました。
 そこで、ネットレベルですが、ことばの教室の現状というワードで検索をかけてみました。
思ったよりも現場に近い資料が多く出てきました。

 いくつか当たってみましたが、気になったのが千葉県の資料です。
PDFで、「平成25 年度要望書添付資料 千葉県ことばを育てる会」とあります。

これには以下のようなことが記されていて・・・、
★ことばの教室に通いたくても通えるようになるまでは何ヶ月も待たされる
★中学校に至っては、市に1カ所しかないところもある
★先生がいわゆる普通の先生でそれも十分な研修すら受けていない方がひとりで大人数を担当している
★幼児→小学校→中学校間のサポートする担当者間での情報の引き継ぎが行われていない
★児童への指導時間しか認められていないので、親、通常の学級担任、担当者との連携をとるための相談や面談が十分に行われていない

 もう、お寒い限りです!
 千葉県だけのことと思いたいところですが・・・、
これでは、どもりで悩んでいる子供や親御さんは深刻になるばかりです。

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吃音(どもり):学校のことばの教室の現状は?」への2件のフィードバック

  1. 管理人です。書き込みありがとうございます。
    ブログには千葉の例を載せましたが、いろいろ調べていくとかなり地域差があるようですね。

    受講希望者全員にもれなく対応できているか?
    吃音児本人が担任(がことばの教室に理解があり)に気軽に相談でき、ことばの教室にスムースに参加できるように取りはからってくれるか?
    通わせるのに親が過度の負担を感じていないか? (共働きの夫婦が多い現状では、放課後か夜間、土曜・日曜の開講が現実的です)
    どれくらい専門性を持った人が対応しているか?
    障害別、個人ごとの対応ができているか?
    保護者と先生、担任が密接に連絡を取れる体制になっているか?
    幼児→小学校→中学校→(高校)間の連絡が取れているか?

    公共のサービスですから、全国どこにいても同じようなサービスを受けられることが必要です。
    言友会などに実態を調べてもらって提言してほしいです。

  2. 今は保育園&幼稚園-小学校-中学校の連携は進んでると思います。発達障害系な子達の経過報告、見守りがメインではあるのですが吃音児童もサポート対象のようです。
    でも都市部は大変なようです。ことばの教室がない小学校に通っていたら親の送迎が必須とかもあるようですし。自分は偶然ですが都市の隣町に引っ越したおかげでうちの子の吃音に関して町の福祉課と幼稚園との連携であったり教育委員会を通じて幼稚園から小学校、小学校から中学校への引き継ぎもスムーズなようです。
    小学校の先生の「吃音対応」は未だに手探り状態のようです。北海道言友会に参加される先生達は「吃音改善」と言うか吃音と向き合う方法(「すらっとドミノ」「「あいうえおプラス」「ワードバスケット」等々のゲーム)を色々持っていて吃音児童が前向きになれるようです。学校の先生達にもっと吃音研修の機会が与えられれば劇的に環境改善が進むのにと思います

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