吃音:3月、卒業の季節になると

 3月は卒業の時期ですが、昨日も道ばたで卒業式を終えた子供達を見かけました。
 どもりを持っている私はこの時期になると、子供の頃からのどもりにまつわるいろいろなことを思い出します。

 いちばんに思い出されるのは、「挨拶」や「返事」のことです。
 卒業証書をもらうにしても、名前を言われた直後に「はい!」と返事をしなくてはなりません。
*学校によっては壇上で、ひとりひとり何かメッセージを大きな声で言うようなこともあるらしいですが、私がその立場だったら卒業式は間違いなくずる休みでした。

 これが不安なんですね。「果たして言えのだろうか?」「タイミング良く出てくるかどうか?」
*日常の出席を取るときもそうですが、この短い「はい」や自分の名前が出るかどうか?どこまで自分で心配して悩んでいるか? そして実際、毎回言葉が出ないか、出ないことがあるか?などで、その人のどもりの重さやメンタルの深刻度が測れるような気もします。
*何の因果か、どもりを持っている少年が生徒会長になってしまい、式典の壇上で言葉が出てこずとても恥ずかしい思いをし、その後も深刻なトラウマになっているということを聴いたことがあります。

 今年も今の時期、こんな悩みでひとり悩み、夜も眠れずどうかなってしまいそうな子供がいることでしょう。
間違っても、「死んでしまおう」なんて思わないでください。
迷わず「ずる休み」をしてください。
*もしもことばの教室に通っている子供ならば、そのあたりまでしっかりとサポートできていないといけません。担任や親御さんとのやりとりはしっかりとできているのでしょうか??

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