吃音:いまの自分が少年の頃の自分にアドバイスできるとしたら(その1)

 以前にも同じような内容で書いたことがあります。
(2012年12月10日掲載:吃音:15歳くらいの子供の頃の自分に、いまの自分がアドバイスできるとすれば)  

 2014年、いまの日本で、歯医者に通うような気軽な感覚で、どもりで悩んでいる子供が継続的に通えるようなどもりの臨床に通じた専門家が常駐する施設は事実上ないという現実を踏まえたうえで、あえて「妄想」のようなことを書いてみます。
*「たまたま、学校のことばの教室の先生が熱心にどもりに取り組んでくれている」とか、「たまたま、日本には数少ないどもりに取り組んでいる専門施設(大学など)が通える範囲にあって」というのは考えないこととします。国内どこに住んでいても同じようなサービスが受けられるというのが基本だからです。  

 さて・・・、  どもり出した子供の頃から苦労して、学生生活、就職・・・などと人生の節目をなんとか超えてきたきたいまの自分は、過去の(少年時代の)自分にとってはいちばんの先生であり、カウンセラーでしょうが、 悲しいかな、タイムマシンがないので助けにいくこともできませんし、たとえあったとしても、いまの自分が過去の自分には会えないとか??

★周り(家族、友達)に気を使う前に自分のことを第一に考えて自分を守ろう  
 心優しい人が多いどもりを持つ子供。(気が弱くなってしまっているといった方が正確でしょう。)  
 家族には自分のどもるところを見せたくないので、どもりそうなことばは避けて、というよりも、できるだけ話さないようにすれば、どもる機会も減るので、そのようにしている人も多いでしょう。  
 また、家のなかでどもると、家族(親兄弟、祖父母)から、
「ゆっくりしゃべりなさい」、
「落ち着いて話しなさい」などの注意を受ける、言い直しをさせられる、  
場合によっては「笑われる、バカにされる」などの状況下におかれている人も少なくはないでしょう。  

 自分を守りましょう、
 もしもどもりを持った自分が居づらいような家庭だったら・・・、
学校の先生(?)、親戚など、信頼できる大人で自分のどもりのことをなんでも話せる人がいればその人に相談するのも良いだろうし、そんな人はいないということだったら、勇気を持って「チャイルドライン」などの相談電話にかけてみてください。
(どもっても大丈夫、聞いてくれます)  
 各地にある児童相談所に電話をしたり直接行っても良いと思います。

★同じ悩みを話し合える、共有できる友達を作る  
 これが一番大切なことかもしれません。  
 悩んでいることを気を使うことなくなんでも話せる友達がいることは何よりも大切なことです。
(実際にはどもりを持っている子供で、こういうともだちを持っている人は少数です。)  

 どもりのセルフヘルプグループが主催する子供向けの催しなどに参加して、同じくらいの年齢のどもりの友達を見つけてください。
 たとえ近くに住んでいなくても、いまではインターネットがありますからいろいろと話し合えます。

(続きはそのうちに書きます。)

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