言葉の調子の良いとき悪いとき(再掲載一部改編:初掲載は2005年6月10日)

 吃音者にとってことばの調子の良し悪しは予測がつきません。
 同じ環境でも、自分がどもりであることが嘘のようにすらすらとしゃべれることがある日もあれば、次の日は大どもり・・・、(比較的軽い吃音者の場合)

 (日常生活の何気ない会話でも常に大きくどもることはない比較的軽い吃音者にとっては)たまたま調子の良い時期に、大人でしたら会議やプレゼンテーション、子供でしたら授業参観などの大きなイベントがあり、そこで「成功」すると、本人には大きな自信となります。
 しばらくは良い状態(嘘のようにうまくしゃべることすらできるかもしれません)が続くかもしれません。

 そのような出来事も「大きくゆっくりと繰り返し来るどもりの波のひとつ」と捕らえるくらいの冷静さを持って考えることができれば(もちろん吃音がそのまま消失する方向に進めばラッキーですが)、たとえ、また悪くなったとしても、本人も(子供の場合は親も)大きく落ち込むことなくいられると思います。

 一般的に小学生以降に吃音を持ち越した場合は自然治癒の可能性は少なくなると言われています。

 思春期以降に持ち越してしまった吃音者は、上記のような大小の波をいくつも(何十回も)経験し、そして、家庭生活、学校生活のさまざまな出来事や人間関係の中でもまれながら自分を見つめ生きていく中で・・・、

どもりの症状そのものが良くなっていく人もいれば(しかし、またぶり返して大変なことになることもしばしばです)、
症状そのものは大きく改善されなくてもそれなりに自分らしく生きていけるようになる人もいます。(なかなかうまくいかない人もいます)
*自分自身のことも含めていろいろな例に接しています。
*調子の良い悪いなどと言っていられないほどの状態の吃音を持っておられる方も少なからずいらっしゃるので、このことも心の中に留めておく必要があると思います。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中