吃音仲間でできること(セルフヘルプグループの原点に戻る)(再掲載一部改編:2012年5月5日)

 今回は、しばらく書いていなかったどもりに対する直接的な働きかけについて書いてみます。

★自分がどもることを心と体でしっかりと感じて理解すること。

★どもり仲間の間で安心してどもる経験をして自己肯定感を高めていく。

★必要に応じて、ことばの流ちょう性を高める経験をする、同時にその限界も知る。(どもりの重さや症状によっては、いたずらに流ちょう性を求めないなど、個人差に十分に配慮する)

★いろいろな重さ・症状、環境下にある吃音者と語り合い、どもりに対する偏った考え方をなくしていく。

★どもりについての情報を広く社会に発信し、吃音者の本当のこと、本当の苦しみを知ってもらう。同時にネットでの活動の限界も知る。

 これから書くことはサークル的な活動になりますので、運営の仕方が悪いと特定個人の攻撃となってしまいます。十分な注意が必要です。
どもりを持っているといっても実に様々です。様々な違いを十分に考えた上での運営が必要です。
★自分でもほとんど困らないくらいのごく軽い方から、就学・就職には大きな影響が出ないくらいの比較的軽い方、日常生活や学校生活、仕事に支障が出る方。そして、どもることにより「引きこもり」になったり、うつ病などの心の病気になっているなどの深刻な方まで実に様々です。
★また、吃音者が生きている環境も様々です。
どもりに対する家族の理解があるかどうか?、職場や学校でも、どもっている自分のことを受け入れてもらっているか?

 少人数で目的を合わせるとうまくいきやすい。
最初から本格的な活動を望まないで、やりやすいとことから。

 同じくらいの年齢で、例えば就職、再就職を控えているのになかなか第一歩が踏み出せないというような、同じような境遇にいる人たちで集まるグループ活動がやりやすいでしょう。

 仲間をみつけるには、まずはセルフヘルプグループに参加してみて、そのなかで気の合う仲間をみつけるところからはじめればよいと思います。
地域の公民館の会議室は低価格で借りられますので活動の拠点にできます。
 いまでは、携帯やスマホで簡単に連絡を取り合えますので、日程や会場の変更にも柔軟に対応できます。

★皆が苦手な電話の練習は、お互いの携帯にかけるところからはじめて、次第に家族が出ることもあるお互いの家の電話にかけるようにしていきます。
相手がいないときは、104の電話番号調べや企業などのお問い合わせ電話にかけるのも良いでしょう。
電話機の形をしたインターホンを購入して練習会場にセットして模擬オフィスを作り練習もできます。

★街中で、買い物で
仲間うちで、あらかじめテーマを設定してから街中に出ます。
歩いている人に道を聞く、デパートやスーパーで店員にいろいろと質問をするなど、日常や仕事のなかで話す環境に近い経験をする。
その際の注意は「どもらないようにする」というよりも、上手にどもりながらでも結果的に相手とコミュニケーションをとれることを体験することにより少しずつ自信をつけていくことです。
活動が終わってからは、お互いの違いを認めながらざっくばらんに話し合う。

★サークル感覚で運営し深刻にならないように、
グループにはバランス感覚に優れた統率力のあるリーダーを置き、個人攻撃的にならないように、ボス的な人が出てこないように注意しながら楽しく行います。

★サークルのホームページ、ブログなどを作り情報を発信していく。同時に新しい仲間を集めることもできます。

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