吃音:自虐的にならないで!よい方向を目指して少しずつ生きていきましょう。

 子供の頃からどもりによる様々な苦労を重ねていると、どもること自体を自分の努力不足の結果のように考えがちになり自虐的になってしまいます。

 親を含むいろいろな人から、「気にしすぎ」とか「もっと苦労している人はいる」のようなことを言われ続けると・・・、「自分が悪い」「自分の努力不足」のように思ったりすることが日常的になりますが、そのような生き方をしていると、どもりの症状そのものにもよい影響があるはずがありません。

 サポートする人の側にも、「自分の考え方を変えれば良い」というような言い方をする人もいますが、まず考えるべきは、どもりは自分のせいではない「言語障害」ということです。
 どもりは一部の生活習慣病のように自分の不注意や不摂生からなったものではありません。
過剰な被害者意識はよくありませんが、「自分が甘いから乗り越えられない」ような自虐的な考え方はよしましょう。

 それには、どもりでいま困っていることや、人生においてどもらない人と比べて明らかに不利なことが多いということを自分の心の中で素直に考えて、信頼できる人のなかでは思いっきり「こぼせる」ような環境を努力して作りましょう。
*家族にそれを求めるのは無理なことがほとんどです。
*ホームドクター的な精神科医や臨床心理士を見つけて定期的に相談するとよいと思います。

そのうえで、自分(たち)でできることをひとつずつ行っていくことです。

 どもりに熱心に取り組んでいる言語聴覚士に(幸運に)出会えればその人の力を借りても良いでしょうし、
 また、信頼できるどもり仲間を作り、その仲間と小さなセルフヘルプグループを作り自分たちなりの目標を作って活動するとよいと思います。

 自分なりの努力をしていくなかで、それでも、「どもりがなかなか治らない」、「軽くならない」という現実に向かい合ったときに、自虐的でない、良い意味でのどもることに対する自分なりの考え方が固まってくるかもしれません。

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