吃音:心を開く

 どもりを持っていて、(それも、日常生活や学校生活、仕事上でも明らかな支障が出るくらいの)どもりの場合・・・、
または、第三者から見た感じでは気がつかないくらいの軽いどもりでも、そのどもりを自分で気にしてに精神的にギリギリの場合・・・、

 このような場合には吃音者のこころは次第に追い込まれていき、場合によってはうつ病などの心の病にかかるまで追い込まれることも希なことではありません。(私もそうでした。)
学校に通っていた子供は次第に休みがちとなりついには引きこもりになり、会社に通っていた人は業務に支障が出てくると、大人なので責任感も違いますからぎりぎりまではがんばりますが、それが災いしてほんとうにギリギリまで無理してしまい気がついたときには重いうつ病になっていることも希な話ではありません。
*これくらいになると多くの場合自殺を考えます。私もそうでしたが、死んだ方が楽になると、狭いほうに考えを巡らし自分で自分を追い込んでいってしまいます。

 もしも、いま、これを読んでいる方でそういう方がいらっしゃったら、そうなりそうだったら、少しずつで良いので「自分の心を開く」ことをしてみてください。

 自分の(どもりやどもりにまつわる悩み)を隠さず話せる(聞いてくれる)友達いればいいのですが、実際にはなかなかいないでしょう。
 どもりのセルフヘルプグループに通えば見つかるかもしれませんが、パニック状態かそれに近い場合はその前に、精神科や神経科などのこころの専門家にかかって医者や臨床心理士に自分のことを話して少しでも楽になってください。
セルフヘルプグループはそれからでも同時にでも通えば良いと思います。
 どこの医者にかかったら良いかわからないという場合には県にある「精神保健福祉センター」に相談しましょう。
少しでも楽になったところで、次のことを考えれば良いのではないでしょうか?

 こころが固くなっていると良い考えも浮かびません。固いこころでは、自殺などというしてはいけない取り返しのつかないことを考えてしまいがちです。
まずは自分のこころを少しでも解放していくために、自分のことを聞いてもらう環境を作りましょう。

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吃音:心を開く」への2件のフィードバック

  1. 管理人です。
    ブログのURL変更のお知らせありがとうございます。

     実は、昔からある伝統的な民間のどもり矯正所の仲間同志でも、またはセルフヘルプグループに通う仲間でも、自分たちで工夫しながら、事実上のメンタルリハーサル法がかなり昔から(メンタルリハーサル法などと言う言葉ができる前から)行われてきました。

     どうしてかというと、吃音者に対する公的なサポートは昭和40年代以降にできた(これも実に不完全な)小・中学校の「ことばの教室」のサポートが最後で、本当にどもりの悩みが深刻化する思春期後期以降には事実上サポートなしになるからです。
     苦し紛れに自分たちで工夫してきたのです。

     吃音者のどもりの症状の変化は実にダイナミックで、その時置かれている環境(家庭、学校、職場)により、日単位、月単位、そして年単位でも大きく変わり得ます。
    季節によっても大きな波を感じる人もいます。そしてそれらに翻弄されているのです。
     そういう現実を考えた時に、治るとか、治せる、という言葉を我々は軽々しく使えません。

     なぜならば、
     よくなった(治った、治した)と感じ、仕事も安定した方が、しかし突然の再発、仕事も辞めざるを得ないほど悪化して振り出しに戻ってしまうようなことが当たり前のように起こるのがどもりの世界だからです。

     もしも・・・
     サポートしてくれる高度に訓練された専門家が学校帰りや会社帰りに気軽に通える歯医者くらいの距離にいて、保険適用で治療や相談が受けられれば・・・、
     また、週 1回は時間をかけて相談が受けられるくらいの環境があれば・・・、
    そんな環境が日本全国どこでもとまでは言いませんが大都市で実現されていれば別ですが、そのような状況ではありません。

     長くなってしましました。
    良いお年をお迎えください。

  2. こんにちは。わたしのブログのURLが変りましたのでお知らせします。
    http://kayspeech.blog.fc2.com/
    です。よろしくお願いします。
    ところで、都築澄夫先生のメンタル・リハーサル法というのをご存知でしょうか。
    わたしは知らなかったのですが、読者さんに教えてもらって著書を読んで、
    衝撃を受けました。『吃音は治せる』というタイトルの通り、(「治る」と違うんですね)
    完治した人もいるのですが、その方法は心理療法に限りなく近いもので、
    これはそれこそきちんと訓練を受けた専門家でないと実施できない療法だと
    思います。でも、内容的には共感できるものがあるので、訓練・研修の機会があったら
    ぜひ学びたいという気持ちもあります。
    では、良いお年をお迎えください。

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