吃音のほんとうのこと(再掲載一部改編:2012年10月12日)

 どもりについては、まわりの人も気がつかないようなごく軽いものから、日常生活での基本的なコミュニケーションにも支障が生じてしまい、家庭生活、学校での活動、そして就職活動、職場での仕事にも破壊的とさえ言えるような悪影響を与えてしまうものまであります。
 このように、「どもり」というひとつの言葉でくくってしまうとほんとうのつらさや問題を見逃してしまうようなとても複雑な、そして、一般の方々にはまだその実相が知られていない障害です。

「吃音のほんとうのところ」が社会に広く伝わり、医学的見地からの本格的な研究が組織的に進められたり、ある程度より重い吃音者は「障害者」としてしっかりと認識されて、国や地方自治体から物心両面のサポートが受けられるようにしなければいけません。

★どもることを原因として笑われたり、いじめにあってしまい、学校に通えなくなり家に引きこもっている少年・少女

★どもりのために就職活動がうまく進められずに力尽きそうになっている学生(高校生、専門学校生、大学生・院生)

★なんとか就職はできたものの、職場に入ってみると、会話・会議・交渉などという仕事ではあたりまえに行うことが自分にとってはいかに難しいかをあらためて思い知らされ立ちすくんでいる

★どもりで悩んでいることを家族(父親・母親・兄弟)にさえ理解してもらえないどころか、どもることを注意されたり笑われたりすることさえある

 こういう現実がいまの日本でもあたりまえのようにあり(しかし、本人や家族が、劣等感、また家の恥として事実を隠していることも多いのです)、しかし、有効な対策が打たれていないという現実を、できることからで良いのであきらめずに、ネットを含めたいろいろなメディアで訴えていくことが必要です。
*今では多くの人が気軽に使えるインターネットという良いメディアがあります。家に引きこもっている人でもパソコンや携帯・スマホさえあれば自分の想いを発信できます。

参考:
吃音仲間でできること(セルフヘルプグループの原点に戻る) 2012年5月5日
お互いに信頼できる吃音者が集まってできること 2012年5月13日

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