吃音:桜咲くこの時期のつらい思い出

桜咲く奈良東大寺大仏殿

桜咲く奈良東大寺大仏殿

 たびたび書いていることですが、私はかつて(80年代後半)大学卒業後にどもりのために就職できず失意のうちに今ごろの季節を迎えました。
*「失意」という文字以上のものでした。こどもの頃からどもりで苦労はしていましたが、最終的に失格を宣言されたようで、まさに絶望でした。

 卒業式や入社式などが多い今の時期、桜の花も咲き華やいでいる世の中を恨めしく我が身の不幸を嘆いていました。
そして、約2年の引きこもり生活とつながっていくのです・・・
*何度か詳しく書いています。

 いま、落ちつい考えてみれば、そのときはまだ20歳代前半です。
十分若く何とでもなる年齢なのに、当時としてはすべてが終わったかのような気持ちでした。必要以上に自分で自分を追い込んでいました。
 そのようなときは、自力では、なかなか立ち直れません。

 そのときに、いやそれよりもっと前の小・中学生の頃から、経験豊富な専門家(言語聴覚士や精神科医、臨床心理士など)が日常的に通える範囲(学校内や街のなか)にいてくれて相談にのってくれる体制があったら、もっとスムーズにいったと思います。
*若い頃に数年間引きこもったところで人生の長さからすればたいしたことないのですが、本人と家族は、いまの事態を深刻にとらえすぎてしまい、身動きが取れないようにしてしまっています。
いまも、そういう事例が日本中に溢れていると思います。

 就職や進学がうまくいかなくてもそれは一時的な現象です。
 過度に落ち込まないように散歩や軽い体操で身体を適度に動かしながら、そして、家族以外の第三者(友達や、精神科医などのこころの専門家)にも相談したり、こぼし話しをしながら、時間をかけて再出発の時を待ち、ゆっくりと立ち上がってください。
*どもりの苦しみを理解してくれる人がいないのならば、是非、どもりのセルフヘルプグループに参加してください。

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