吃音:家族(親・兄弟・祖父母)、学校の先生、同級生、職場の上司・同僚からの「ことばによるいじめ」にどのように対処するか(再掲載一部改編:初掲載2009年7月13日)

吃音者が「どもり」で苦労して悩んでいるところに、家族、同級生、先生、職場の同僚、上司などから、
「どもることそのもの」や「どもることにより起きた様々なこと」について、「ことばによるいじめ」を受けることは希なことではありません。
吃音者が書いている掲示板やブログにも見ることができます。

なかでも、学校や職場で、どもりながらギリギリのところを彷徨って自分なりに一生懸命に生きているのに、
疲れ果てて家に帰っても、家族からどもることについて小言を言われ続けている例は結構あります。(ひきこもりになっている場合はさらにきついでしょう「本人と家族双方にとって」)

代表的なものが、親から言われることば「おまえはどもりで困っているというけれどたいしたことないじゃないか。世の中にはもっと苦しいなかをがんばっている人はいくらでもいる。おまえは甘い!」ですね。

「そんなことは百も承知、でも現実に困っているのに・・・・・ これ以上何を言ってもわかってもらえないな。今後はだまっていよう。」というようになってしまいます。

これで済めばまだ良い方です。
今の時代、学校では陰湿ないじめがあり、職場ではリストラの嵐、リストラを生き残っても熾烈な競争社会・・・・・
うつ病になってたいへんなことになったり、「もう疲れた、自殺してしまおう」と思うか、実行する方も出てくるのは否定できません。(かつての私もそうでした)

職場や学校ならば最悪の場合にはやめてしまえば環境を変えることができるのですが(家庭を支えるためにどうしてもやめられない状況で歯を食いしばってがんばっておられる方も多いでしょう)、本人が小さな子供の場合は家出をしない限り環境を変えることはできません。

ほんとうは、吃音の場合も「ドメスティックバイオレンスにあった女性が避難できるシェルター」のような制度があり、家族やその他からことばによるいじめを受けている子供(小学生から高校生くらいまで)に対しても適用できれば、心の面で救われるケースもあるのではないかと思います。

また、いろいろな次元での対処もできます。
どもりによる耐え難い「いじめ」でしたら、まずは担任に相談し、対応してくれなかったら、校長、それがだめならば弁護士に相談し法律的な面からの対処や、マスコミにお願いする、という方法もあるでしょう。

2~3歳の頃からどもりはじめて小学校に入る頃になっても自然治癒せず固定化し、授業中の発表や教科書の音読時に大きく詰まり「どもり」とはっきりわかるくらいの重さですと、その後の人生、特に就職の段階では、「どもり」が大きな壁となって人生に立ちはだかってきます。
せめて家族くらいは理解ある態度で接してほしいものです。(これは、甘やかせということではありません。)

とにかく、「ひとりきりで悩まないこと」です。ひとりで悩んでいてもよい方向にはすすみません。
親、兄弟、親戚、先生にも相談できないのならば、インターネットで近くのセルフヘルプグループを探して話を聞いてもらうだけでもだいぶ楽になります。精神神経科にかかることも有効な方法です。
それから、対処法をゆっくりと考えていけばよいでしょう。

以下も参考にしてください。
2009/04/25 吃音をどのように分析して、良い方向に持って行くか

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