「吃音 自殺」「吃音 就職」検索キーワードから見えてくるもの(再掲載一部改編:2012年4月16日)

このブログには簡単な解析ツールがついていて、どんな検索語を経てこのブログにきていただけたかを知ることができます。
検索語のなかでは、「吃音 自殺」と「吃音 就職」というキーワードが圧倒敵に多いのです。

私は子供の頃からどもり持ちで、はっきりと悩みだした小学校3年生くらいからは、心のなかに常にあった「自殺」という言葉と、「こんなふうなどもりでは自分の将来(つまり就職のこと)はどうなるんだろう?」という不安を漠然と感じていました。
前者については、いまでもなんとか生きているところを見ると実現しなかったのですが、後者、つまり就職については思いっきり苦労しました。

脅かすわけではありませんが、どもりを持ったこどもを持っている親御さんにはこのように考えて欲しいと思います。
「自分のこどもは軽いどもりに見えるが、もしかしたら自殺を考えるほど悩んでいるかもしれない」
これくらいの危機意識を持って「どもり問題」に真剣に対応し、しかし、本人には、ごく普通に冷静に対してください。

人生は、進学、就職、結婚・・・など、その節目をどのように大過なく突破するかによってその後の安定度が大きく変わってきます。
*それらに大きな悪影響を与えるのがある程度より重いどもりです。それを見据えた上で、吃音を持った人の一番大切な時間帯(就学前のこども~小・中学生~高校・専門学校生・大学生、就職準備の人)を、「家族」、「学校の先生」、「ことばの教室の指導者」、「吃音(児)者をサポートする言語聴覚士や精神科医、臨床心理士」がどのように丁寧にサポートとしていくかということが課題になります。

どもりは、吃音者ごとケース毎に、「どもりの重さ・症状」、「本人のどもることに対する耐性」、「どもりのこどもが育っている家庭環境・学校環境」などが大きく違います。
それらを勘案しながら、
例えば「軽いどもりだがうつ気味のこの子の場合は、適切な言語訓練と、心理カウンセリング、そして家族へのカウンセリングと指導をする」、
違う子、例えば「この子の場合はかなり重いどもりなので、言語訓練をするよりも、まずはご両親のカウンセリングと家庭環境の整備をして安心してゆったりと生活できるようにすることからはじめる」・・・などと、
ケース毎の処方箋を書けて実践できるようなプロフェッショナルな専門家を育成したり、どこに住んでいても同じようなサービスを受けられる体制を作る必要があります。

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