こどもたちが吃音の悩みを打ち明けられる環境を作る

家族や友達との何気ない日常会話に支障が出たり、授業中の発言もどもってしまい学業にはっきりと悪影響がでるような小中学生が、「自分がどもりで深く悩んでいることをためらいなく話せる環境を作る」ことはとても大切なことです。*逆に言えば、いまは、そういう環境がないか極めて少ないなかで生活している子供が圧倒的に多いのです。

子供たちが安心して自分の悩みを話し合える環境を作るには・・・
場所は、本当は行きたいときには毎日でも通えるような常設のスペースが良いのですが、それが無理でも週に1日くらい、放課後の時間(午後3時~5時くらい)や休日に、子供が気軽に集まれる距離にある公的施設(地域の図書館、保健所でも公民館でも)のなかに、どもりで悩んでいる小中学生が気軽に交流できるスペース(部屋)を作ると良いと思います。

そこには、コーディネーターとして吃音に通じた言語聴覚士や精神科医、臨床心理士、また、心理学の基礎やカウンセリングの基礎的トレーニングを受けたどもりを持つ大人が代わる代わる同席してじゃまをしない程度に参加します。
実現可能で、いろいろな意味で効果が大きな方法と思います。

*話は変わりますが、神戸に「神戸レインボーハウス」という阪神淡路大震災の遺児のための施設があります。あしなが育英会が作った施設で、遺児が集まって話し合ったり、ひとりで思いっきり泣ける部屋や怒りをぶつけるためにサンドバックがおかれた部屋などいろいろと工夫されています。いまでは遺児も大きくなり年に一度集まるそうです。そして今回の東日本大震災。今回の地震では約2千人の遺児が生まれてしまいました。東北にも同じような施設を作るべく活動しているという番組を見たことを思い出しました。

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