吃音児(者)ごとにカスタマイズされた継続的なカウンセリング・サポート体制の確立を!

どもりはじめることが多い2~3歳から、どもりを持ったまま小・中・高校と進み、専門学校や大学に進学、そして就職という一番大切な時間帯を、「どもりのために台無しにされている人」は、かなり多いものと考えます。(私もそうでした)

吃音者を少数派という方もいらっしゃいますが、人口比数パーセントと言われますので、
仮に1%、いや0.5%としても日本には50万人もいることとなります。
*大震災で活躍した自衛隊の総数が23万人ですから、吃音者は決して少数派(マイノリティー)ではありません。

自分のどもりを意識し始める小学生の頃は人生を作り上げていく初期。ある意味で、いちばん大切な時期です。
そんな時期に、ある程度より重いどもりを持ったこどもは、
授業中には、いつ、「先生に指名されて立ち上がって答えたり、教科書をひとりで読むことになる」か、そればかりを考えてしまい勉強に集中できないような状態が続きます。
実際に指名されて立ち上がってもやはりことばが出てこない、最初のことばが出るまでに数秒か数十秒かかってしまう。しゃべり出したのは良いがどもり特有のつっかえつっかえのことばしか出てこない。焦りと敗北感、劣等感を毎日味わっているのです。
*さらに重い場合には、休み時間の友達との何気ない会話にも難儀するでしょう。

これが小学校の段階で、さらに中学・高校と続くと・・・
学習内容の高度化、将来の進路を考えなければならないこともあり、精神的に追い込まれてうつ病などの心の病気になることも、引きこもりになることも十分に考えられます。

どもりは、その症状や重さがダイナミックに変化します。
小学校の頃はかなり重かったのが、中学に入りなぜか急に軽くなってきた・・・
気持ちも明るくなり成績もアップ。「このまま治るのではないか?」
しかし、そのうちにまた重くなってきて自分の名前を言うのにも一苦労、今まで以上に大変になってきた・・・
こんなことがあたりまえのように繰り返されます。

そこで提案です。こんなシステムにしてみたらどうでしょうか?
小中学校にある通級学級としての「ことばの教室」を発展的に解消し、街のなかの通いやすいところに公立の言語クリニックを開設します。(クリニックと言っても小さな建物かビルのフロアーの半分もあれば十分です)
義務教育の期間は無料で通え、中学卒業後は保険診療とします。
最初にかかったときにPCにデータベースを作りますので、その後ずーっとその人の状況がファイリングされます。担当の先生(言語聴覚士、精神科医、臨床心理士、またはそのチーム)が変わっても大丈夫です。
そのクリニックでは、先生によるカウンセリングや診療だけではなくて、通っている仲間による交流会やOBとの交流会も行います。

たいしてお金もかかりません、十分に実現可能ですね。

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