吃音:話したいことが(うまく)言えないというストレスとの闘い

「どもりを持っている」といっても、
その重さ・症状、置かれている(経済的、精神的)環境により、本人が考える「人生におけるどもりの大きさと位置」は大きく違います。
これが前提ですが・・・

今回は家庭内で学校で、または職場で、どもることにより言いたいことが言えないということがどれくらいのストレスになっているのか?ということについて考えます。
これはある意味でどもりの本質かもしれません。

自宅で(家族の前で)かかってきた電話に出る、
学校で授業中に指名されて本を読む、
友達(の家)に電話する、
職場での日常的な電話、会議、顧客との折衝、・・・
これらはごく当たり前に行なわれている「話す」行為ですね。
生きていくために重要なことです。

これらが、できにくいのが「ある程度以上の重さの吃音者」の悩みです。

職場で必要なときに必要な言葉を話す能力が低いと、潜在的な能力は高くても仕事ができないと評価されたり、結果として仕事が円滑に進められない(仕事ができない)ので職場全体の問題となり居づらくなることもあります。

そのような生活(人生)を続けていると、どもっている本人は毎日、劣等感を持つ場面に数限りなく遭遇し慢性的にストレスにさらされます。
ストレスが発散できる場所(人、場)や時間帯があれば良いのですが、それがないかきわめて少ない場合は、私がそうでったように、うつ病になったり自殺を考えたりします。

そうならないようにしていくにはどうしたらよいかを考えることが、どもり対策の根本であると思います。

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吃音:話したいことが(うまく)言えないというストレスとの闘い」への4件のフィードバック

  1. 書き込みありがとうございます。
    拝見しこれなら大丈夫と思いました。
    これからも何かありましたらご連絡ください。

  2. 2月にご相談をさせて頂いた者です(その節はありがとうございました)
    お蔭様で先日彼と私達夫婦とで、楽しくお酒を飲む事が出来ました。
    管理人様のお蔭です。大変感謝しています。
    彼はこちらの問いに懸命に答えようと、言葉は少なめで第一声もすぐには出ない場面が多かったですが、待っていればちゃんと答える事が出来ましたので「これなら問題ないと思うよ」と伝えた所「アルコールが入ると少し(症状が)軽くなるんです!」と明るく答えてくれました(正直で大変好感が持てました)ただ声があまりにも小さいので、その点が少し心配になりました。
    本来の私であれば「もっと大きな声で話してね」とはっきり言う所なんですが、彼に対しては「緊張感を与えてしまうかも。。」と思い、かなり優しめの言い方になりました(笑)。
    とにかく始まったばかりですし、お互いに色んな経験を通して(相談しながら)一緒に学んで行きたいと思っています。
    それからお薦めの「吃音の克服」を読ませて頂きました。
    本当に参考になりました。
    私自身も6年前に心の病気にかかったものですから(今でも軽い症状はあります)著者のあらゆる困難を乗り越える場面での心の持ちようや勇気の出し方が、自分の事とも重なったりしてとても納得できましたし、この本はいずれ彼にも是非是非読んで貰いたいと思いました。
    管理人様、色々と本当にありがとうございました。
    まずはお礼とご報告まで。

  3. 書き込みありがとうございました。
    世の中が少しずつでも(特に原発)よい方向に進んでもらいたいですね。
    さて、
    どもりながらでもなんとか職場でやっていけるくらいの吃音者とそれ以上の重さの場合とでは状況が全く違いますね。
    セルフヘルプグループなどの会合でも、前者の意見がどうしても強くなってしまうのでいろいろと問題が出てくるのだと思います。

  4. 魔のスパイラルですよね。
    私の周りにもいらっしゃいますけど、結構皆さん気にせず普通に話をしています。
    人それぞれなのかな?って思ったり。
    だって、気にしたって突然治ったりするわけじゃないんだから。

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