吃音:初期のパニックから脱したら

 12月27日の書き込み「いま吃音で悩んでいることの重さ」から続きます。

 「どもりのために家庭内で居場所がなかったり、学校でいじめられていたり、また、職場で追い詰められていて心がパニックになったらどうするか?」が、「いま吃音で悩んでいることの重さ」のテーマでした。

 今回は、「とりあえずの緊急事態から脱したら次はどうするか?」について書いてみます。 人生の再構築です。

 ○、自分の身近にいる人(家族、友達、同僚)に、どもることでどれほど苦労しているか苦しんでいるかを伝える努力をする(伝える方法を模索する)。
努めて金銭的・時間的余裕を作りだして精神的余裕を作り、これからの生き方を再構築するためにしっかりと考えることができるようにする。
(子供だったら、あらゆる方法を使い、親に自分の窮状をわかってもらう。)

 現実には、いちばんの理解者であるべき家族がどもりの苦しみを理解してくれないことが多いのです。
なぜかというと、家族の前ではできるだけどもるまいとするし、どもるところを隠そうとするからです。または、家族間のいざこざが絶えず、どもりの悩みを聞いてもらうどころではない場合も多いでしょう。

 それでも、あきらめずに、あらゆる方法をつかって自分が悩んでいること伝えましょう。

○、自分のどもりの重さ(症状の重さ、精神的な重さ、自分がおかれている精神的経済的環境の困難さ)をできるだけ客観的に把握することに努めましょう。

 自分がどれほどのどもりなのか客観的に聞いたことや見たことはありますか?
ぜひ、自分のどもっている様子を録音や録画をして、見てみてください。
なかなか勇気は出ませんが、ぜひチャレンジしてください。
 自分で思っていたよりもどもってない場合もあれば、予想以上にどもりが重いことに気づくかもしれません。

 さらに、自分が家庭内で、学校で、職場で、どんな環境におかれているかもできるだけ客観的に分析してみることです。
 セルフヘルプグループに参加することも自分を客観的に眺めるための助けになるでしょう。
 以上のようなことを行なっていけば、自分のどもりをいろいろな角度から眺められるようになり、今後どのように生きていくべきか考える際の助けになります。

 ○、自分のしたいこと(進学、就職の希望について、これからどんな生き方をしたいか、など)をもう一度白紙から考えてみる。
 その際に、いまのどもりがどれくらい支障になるかもプラクティカルに(現実的に)考えてみることです。

 ○、自分の身近にサポートしてくれる施設(公的施設、私的施設)がどれくらいあるか詳しく調べてみる。
 どもりで悩んでいる自分を心の面でサポートしてくれる人や施設があるかどうか(公的サポート施設や公立私立病院など、言語聴覚士、精神科医、臨床心理士)
 身近にどもりのセルフヘルプグループがあり、そこは通いやすいような雰囲気か?(年齢構成、考え方が偏っていないか?)

 このあたりからはじめてみてはいかがでしょうか?

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