吃音:「話す訓練」に入る前の準備(2008年4月再掲載一部改編)

 「話す訓練」といっても、「いかにどもらずにすらすら話せるようになるか」という訓練ではなくて、どもりながらでも自分の言いたいことを言いたいときに話すように訓練をし、場数を踏むことが、自分の人生にも、そして、どもりの症状自体にも良い結果をもたらすのではないか、ということで今回は書いています。

(訓練という言葉も本当は適当ではないのですが、ほかによい言葉を思いつかないので敢えて使っています。
「訓練=治すこと」「どもりは悪いものだから治さなければいけない」という考え方は良い結果をもたらしません。)

*、しかし、かなり重いどもりを持っていて、日常的に心が傷つくような経験をすることの多い吃音者は、このような考え方自体を全く受け付けないかもしれません。症状としてのどもりは軽い方であった私でさえも30歳を過ぎるまではこういう考え方を受け入れることはできませんでした。

 話す訓練の準備段階としては・・・・・・
 自分のどもり方を、「電話のとき」、「人との会話のとき」などというように、いろいろな場合に分けて録音して詳しく聴いてみることはとても良いことです。(録画できればもっといいですね。)

 すると、異常に早口だったり、早口ではなくてもとても無理のある発声をしていたり・・・・・・・と、
いかに、いままでの自分が、言葉を話すのに無理のあるしゃべり方をしていたかがはっきりとわかります。

 無理もありませんね。子供の頃から、「どもりたくない、笑われたくない、少しでも流ちょうにしゃべりたい」と、無意識のうちに思い(思わされ)その結果として今のようなしゃべり方になったのですからね。

  まずは自分のしゃべり方やどもり方を客観的に見つめ直してみる。そこからはじめてみると、意外な発見があるかもしれません。
「あるタイプのどもりの方」にとっては、それだけでも大きな改善(症状の面と心理的な面で)が見られるかもしれませんね。

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