「症状の重い」または、「症状は軽く見えても精神的に参っている」吃音者には、子供の頃から厚いサポート体制(本人および両親の心理カウンセリング、と、必要に応じて言語訓練)を!

 どもりで悩んでいる子供、それも日常生活や学校生活において「どもること」で大きな支障が出ている子供については手厚いサポート体制を組むべきです。

 特に、家庭(両親など)の理解がないケースをそのままにしておくと、現在の学校の状態(教師の資質の低下、生徒間の陰湿ないじめ)もあり、かなり深刻な事態に陥る可能性が高いことも容易に想像できます。

 何年か前に、イリノイ大学のヤイリ教授(吃音研究の権威?との紹介でした)の講演会を聞いたときに、
「どもりの遺伝子が特定されつつあり」「子供のうちに治るどもり」と「そのまま持ち越すどもり」を分けることが出来て、そのまま持ち越すほうの吃音児を重点的にサポートしていけるようになるかもしれない・・・などとの内容でした(2005年11月の私の書き込みに講演会の詳細があります)

 ・・・が、その後、アメリカの大学の事情をよく知っている方と会う機会がありました。
「米国では日本とは比べものにならないくらい、教授になったり、教授で居続けるための敷居が高く、常に論文を発表していたりアクティブな活躍をしていないと生き残れないから講演の内容を鵜呑みにしない方が良いよ。つまり、ハッタリの部分があるかもしれない。」とアドバイスされたことがありました。

 そういえば、その後も急激な吃音研究の進展もありませんし、私の知る限り、遺伝子診断で子供ごとの治療方針が決められて・・・なんて話はありませんね。

 そもそも、「脳科学の進歩」などと言われていて、それを題材としたドラマまで出来るご時世ですが、
例えば、脳に機能的な障害があるとされている「自閉症」が脳の手術で治るなどと言うことは「夢のまた夢の夢??」であることは皆さんもご承知のことと思います。
 難しい部位にある脳腫瘍を取り除く先生が(スーパードクター)と騒がれているのが現状ですから(それはそれで、とても大切な話ですが)

 前置きが長くなってしまいましたが、
「どもりを原因として悩んでいたり、場合によってはうつ状態にまでなって悩んでいる子供」をそのままにしておくと大変なことになります。
 学校ではどもりのために陰湿ないじめにあっていないか?
 家庭内では、言葉の問題について神経質な環境になっていないか(どもりについてフランクに話し合える家族ならば良いですね。甘やかすということではありません。)

 こんなようなことをことを再確認する必要がありますね。

*、いじめの問題と同じで、悩んでいる子供ほど親には言わないでひとりで悩んでいる場合が多いのです。
私の経験で言えば、親から「それほど重いどもりでもないのに、気にしすぎよ!」といわれてしまえばそれまでで、自分としては、「これ以上話してもわかってもらえないから黙っていよう」と考えるようになってしまいます。

 長い人生、どもりの他にもいくらでも悩むことがあり、特に、今の世の中の状況では、心身の障害のない方でさえも生きていくのが大変なのに、さらに、「どもり」の苦しみをプラスさせる必要などはまったくありませんから・・・

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