吃音者のみがわかる感覚・心持ち

 先日の夜、家族の友人からの電話を取って「お風呂に入ってますのでまた後で電話させます」の最初の「お」が出ないことがあり、しばらく「えーと、えーと・・・」の繰り返しになりました。

 しばらくぶりのはっきりとした「どもりの感覚」だったので、いろいろと感じたことがありました。

 それは、過去の(特に子供の頃から思春期後期くらいまでの)どもりによるいろいろなつらい出来事がフラッシュバックしたことと、「私よりも症状が重い人が社会人となってからも同じような症状をもっておられるとして、どんな生き様をされていて、どんな人生観を持っておられるだろう?」ということでした。

 私は、セルフヘルプグループの効用のなかで大事のことの一つは、
同じどもりでも「ごく軽い人からかなり重い人まで、いろいろな症状の方が」、また「いろいろな事情を背景にもっておられる方が」一堂に会し、自由闊達に話し合い交流しその中からそれぞれ何かをつかみ取っていくということではないかと思っています。
 ですから、あるグループの中でもさらに、「なんとか治したい改善したいとトライするグループ」もあっていいし、「ただ、定期的に集まって大いにどもりながら大騒ぎして発散するグループ」、「専門書を研究したり国内外の専門家と連絡を取り合って最新情報を仕入れるようなグループ」が分かれていても良いのではないか。
 そして、定期的に全体で集まって、自由闊達に話し合い、自分たちの共通点を見いだしたり違う点を感じたりするもの有意義なことだと思うのです。

 それらのことがうまくできるようにするにはグループ全体の責任者やトップが定期的に変わることでしょう。
ある年には若くてごく軽い方が責任者になる。また違う年はベテランのかなり重い方が責任者になる、その他フリーターの方がなったり、民間会社のサラリーマン、公務員の方がなったりと、変えていく必要があります。

 そういう柔軟性のなかから良い方向性が出てくると思います。

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