吃音:プチセルフヘルプグループの効用

 日本では、どもりを持っている思春期以降の方々のためのサポート組織(病院など)が、事実上ないに等しいことはご承知のことと思います。
 あったとしても子供向けの環境の調整しかできないようなところか、思春期以降の大人のどもりについてはの臨床経験が圧倒的に不足しているか、または、病院の経営面から組織をあげて積極的に扱う気がなく一部の専門家が細々と診ているに過ぎないような場合でしょう。)

 そこで、現状を嘆いていても仕方がありませんので、こんな提案をします。

 自分たちで小さなセルフヘルプグループを作り、まずはお互いの苦労話を打ち解けて話すところから始まり(飲み会をするのも良いでしょう。)、有名な専門書をもとにしてお互いに学んだり、楽しく言語訓練をしても良いのではないかと思います。

 メンバーはインターネットでゼロから募集しても良いですし、自治体の広報紙で集めて公民館を基本に活動すれば、お金がかからず良いですね。
 とりあえずどこかのグループに属して、その中で気の合う仲間を集めて新しいグループを立ち上げるのも良いのではないかと思います。

 なぜこんなことを書くかというと、私もかつてそれをしていたからです。

 私の頃(90年代初頭)と今で大きく違うのは、インターネットが一般化していて広範囲に情報がとれることです。
 世界中の専門家やセルフヘルプグループと直接連絡が取れるので、必要ならば最先端のカウンセリング法や治療法に直接触れることもできるでしょう。
世界中のセルフヘルプグループとも交流ができますね。

 日本中に、こんな形で、いろいろな性格を持ったプチセルフヘルプグループができてくれば、どもりで引きこもってしまっている人、就職に失敗して落ち込んでいる人などが立ち直る大きな契機になると思いますし、なかなか進まない本格的な吃音研究やキチンとした言語クリニック設立のきっかけにもなっていくと思います。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中